- Vibrio parahaemolyticus腸炎ビブリオ ビブリオ科 主に海水中に生息する細菌であり、本菌で汚染された魚介類を生食することで、ヒトに感染して腸炎ビブリオ食中毒を発症させる。 腸炎ビブリオ続きを読む
- Vibrio choleraeコレラ菌 ビブリオ科 コレラ菌は、ビブリオ属に属するグラム陰性のコンマ型をした桿菌の一種。 しばしば誤解されるが、コレラ菌のすべてがコレラの原因ではなく、200種類以上の血清型に分類された中の「コレラ毒素を産生するO1型もしくはO139型のコレラ菌」が、ヒトに感染してコレラの原因になる。 O1型は古典型とエルトール型に分類される。 また、こ... コレラ菌続きを読む
- Klebsiella pneumoniaeクレブシエラ・ニューモニエ 腸内細菌科 日本では肺炎桿菌とも呼ばれる。 ヒトの腸管や咽頭などの常在細菌であるが、しばしば呼吸器感染症、尿路感染症などを引き起こす。 弱毒菌であるが、菌交代現象を起こし、感染症を引き起こし問題となる。 ラテン語風に「クレブシエラ・プネウモニアエ」と呼ぶこともある。 クレブシエラ属の基準種に指定されている。 クレブシエラ・ニューモニエ続きを読む
- Mycobacterium tuberculosis結核菌 マイコバクテリウム科 ヒトの結核の原因となる真正細菌。 マイコバクテリウム科マイコバクテリウム属に属し、他のマイコバクテリウム属細菌とともに抗酸菌と呼ばれる細菌群の一種である。 芽胞、鞭毛、莢膜を持たない、大きさ2-4 x 0.3-0.6 µmの好気性桿菌である。 結核菌続きを読む
- Clostridium tetani破傷風菌 クロストリジウム科 破傷風の病原体。 世界中の土壌や汚泥に芽胞として存在している。 破傷風菌を扱う可能性がある検査従事者は、不測の事態に備えて、あらかじめ破傷風トキソイドワクチンの接種により破傷風に対する免疫を獲得しておくことが望ましい。 破傷風菌続きを読む
- Shigella赤痢菌 腸内細菌科 赤痢菌はグラム陰性の短桿菌で、鞭毛はありません。A群からD群の4菌種(志賀赤痢菌Shigella dysenteriae、フレクスナー赤痢菌S. flexineri、ボイド赤痢菌S. boydii、ソンネイ赤痢菌S. sonnei)に分類され、腸管侵入性大腸菌とともに細菌性赤痢の原因菌として知られています。赤痢菌の主な... 赤痢菌続きを読む
- Haemophilus influenzaeインフルエンザ菌 パスツレラ科 インフルエンザはイタリア語が語源で、英語では「influence」という意味である。 歴史的な理由によりインフルエンザ菌という名称が付けられてはいるが、インフルエンザの病原体ではない。 インフルエンザ菌は1800年代のインフルエンザの大流行の際に、原因菌として分離された細菌である。そのためインフルエンザ菌という名称が付... インフルエンザ菌続きを読む
- Clostridium botulinumボツリヌス菌 クロストリジウム科 ボツリヌス菌は、長さ4~8 mmの大型細菌で、食中毒の原因菌です。ボツリヌス菌が産生する神経毒素は、体内に入ると神経の末端でアセチルコリンなどの神経伝達物質の放出を阻害します。そしてヒトや動物は筋肉が麻痺し、最悪の場合死に至ります。ボツリヌス神経毒素は無毒タンパク質と結合した“複合体”を形成しており、無毒タンパク質は神... ボツリヌス菌続きを読む
- Legionella pneumophilaレジオネラ菌 レジオネラ科 1976年にアメリカ合衆国ペンシルベニア州アメリカ在郷軍人会の大会が開かれた際、参加者と周辺住民221人が原因不明の肺炎にかかり、一般の抗生剤治療を行なったが34人が死亡した。ウイルス、リケッチア等が原因の候補に挙げられたがそれらしいものは検出されず、新種のグラム陰性桿菌が患者の肺から多数分離された。発見された細菌は在... レジオネラ菌続きを読む
- Salmonellaサルモネラ菌 腸内細菌科 S. enterica(タイプ種) S. bongori S. subterranea サルモネラ (Salmonella) とは、グラム陰性 通性嫌気性桿菌の腸内細菌科の一属(サルモネラ属)に属する細菌のこと。主にヒトや動物の消化管に生息する腸内細菌の一種であり、その一部はヒトや動物に感染して病原性を示す。ヒトに対し... サルモネラ菌続きを読む
- Bordetella pertussis百日咳菌 アルカリゲネス科 百日咳菌続きを読む