炭疽菌は19世紀末に世界で初めて病原菌として単離され、人類が初めて弱毒生菌ワクチンの開発に成功した細菌です。炭疽菌は炭疽を発症させる病原菌であり、ヒトでは主に皮膚(皮膚炭疽)、呼吸器(肺炭疽)および消化器(腸炭疽)に傷害を引き起こし、治療が遅れると致死率が90%を超える非常に危険な病原体です。

細菌名 炭疽菌
学名 Bacillus anthracis
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